「エモい」と「自己啓発」について

こんばんは、森林です。

 

今日は昨日の続き、「エモい」と「自己啓発」を混合した発信をするには?というテーマで書いていきます。

 

最初の方では「エモい」「自己啓発」のそれぞれの定義付けを、

 

後半はそれを踏まえて、『どんなツイートがエモいのか?』という話をしていきます。

 

 

 

 

 

【「エモい」とは】

 

そもそもエモいの語源はなんでしょうか。

Wikipediaで「エモい」を調べてみると、次のように出ます。

 

「エモい」
・「エモい」は、英語の「emotional(エモーショナル)」を由来とした、「感情が動かされた状態」「感情が高まって強く訴えかける心の動き」を意味する日本のスラング(俗語)、および若者言葉である。
・感情が揺さぶられたときや、気持ちをストレートに表現できないとき
・「哀愁を帯びた様」「趣がある」「グッとくる」
・『もののあはれ』や『いとをかし』
・『うれしい、切ない、寂しい』
(Wikipediaから抜粋)

 

Wikipediaの開設をまとめると「エモい」という言葉は、感情が動く瞬間、またはそれを引き起こす現象のことを指していることが分かります。

 

さらにエモいを知るべくnoteで検索したところ、19250件の候補が出てきました。その中でも、以下の2つが分かりやすかったです。

 

note.com

 

要約

・「エモい」とは、"心の微振動の再発見”。そして「エモいクリエイティブ」とは”感情の表現についてディティールの詰まったモノ”だ。


・「コンビニ」はエモくないけど、「夜中に恋人とアイスを買いに行くコンビニ」はエモい。「だらしない格好で、なんでもない道を、好きな人と一緒に歩いて向かうコンビニ」はもっとエモい。

 

・私は「エモい」と言われるモノを書こうと思う時、そんな”手触り感”を大事にしている。「ああ、知ってる、わかる」という共感と一緒に、そこにある温度感や、心拍数を伝えたい。

 

 

note.com

 

要約

・「エモい」=「感情を動かされる」

・「エモい」=主観的事実に基づく共感・共鳴
→感情を動かす要素が外からは見えない。 

→「エモい」とは要するに「自分の過去の文脈(自分ゴト)に置き換えて共感・共鳴できること」

 

2つの記事をまとめると、「過去の思い出や感情が想起されること」という結論が出せそうです。

 

ここで思ったのが、当てはまる人が多い「過去の思い出」を扱うことで「バズるエモさ」に繋がるのでは?ということ。

例えばこれ。

 

 

このツイートには 「夏」「海」「君」という誰もが経験したことあるワードが組み込まれています。

この理論で言うと、「昔」「映画」「音楽」などの広義な言葉も使えそう。これらを用いながら過去の思い出を想起させることが「バズるエモさ」ではないでしょうか。

 

だからこんなツイートだったらエモくバズるはず。

 

 

学生の頃、君と映画館に行った。エンドロールが終わった後で「面白かったね」と僕に言う。映画の内容は覚えてないけど、その時の君の笑顔だけは10年たっても忘れられない。

 

ん~~!ダサいな 

 

 

【「自己啓発」とは】

 

一方、啓発という言葉にはこんな意味があります。

 

けいはつ【啓発】
 知識をひらめきおこし理解を深めること。
「彼の著書に大いにーされた」。「じこー」

 

個人に対して生産性を向上させるような働きを起こすような、本や動画や言葉のことを表しています。

 

ちなみに、Naverまとめで「自己啓発 名言」と検索すると、次のような言葉が出てくる。

 

matome.naver.jp

 

・「“労力の割に周りが認めてくれること”が、きっとあなたに向いてること。それが“自分の強み”を見つける分かりやすい方法だよ!」

 

タモリの名言「緊張できることをやらせてもらっていることを、幸せだと思うことだよ」

 

・気質は変わらないが、性格は変えることができる。

 

このように、なんとなく「明日から頑張ろう!」とやる気になれるような言葉が所謂自己啓発とされるものではないでしょうか。

 

 

 

【「エモい」と「自己啓発」を複合する】

 

これらを踏まえた結論として、「共通認識としてのストーリーをベースに、自己啓発の概念を織り交ぜる」のが良いと思います。

扱う話題としては「家族」「学校」「部活」「恋愛」「食事」「睡眠」「生活」とか、みんなが通ってきたモノ。これに自己啓発の言葉をつけ加える感じですね。

 

 

逆に扱う話題が狭義だと、あんま共感されないかもしれません。

「野球」に関するストーリー出会った場合、それは野球経験者や身近に野球を感じる人にしか理解されないでしょう。

 

皆が共感できるストーリーと、やる気になる言葉。

明日はこのことについて書いていこうと思います。(2,040文字)