友達が結婚したり別れたりしている

仲の良い友達や先輩が、結婚したり別れたりしている。自分の周りで出会いと別れが繰り返されているのを見るともっと気軽に付き合ったりしても良いかもしれないと勘違いしそうになるけど、たまたま接する人の人数が多くて、その中でそういう話題になる人が多いだけで、自分がそういうことを決断する理由のひとつにすら成り得ないことは分かっている。昔、元彼女や女友達に周りの人に言われたから、と決断する類の人がいた記憶があって、少しだけ当時の気持ちを思い出す。

 

 

【夏が終わったこと】

予定を管理するために、カレンダーアプリ「タイムツリー」をずっと使っている。予定を入力する時に予定の文字色を決めることが出来て、遊びの予定を入れる時には毎回赤い文字を使うようにしていた。今年の夏、つまり7月と8月は赤文字の予定が去年よりも多かった。百道浜に行ったり、葛西臨海公園に行ったり、伊豆とか銚子にも行った。バーベキューができるコテージに泊まって朝の4時まで酒を飲みながら話した。楽しかった夏を思い出しながらInstagramに写真を投稿したら、夏の思い出が綺麗に収まっ多様な気がした。

 

【最近のこと】

9月になっていきなり涼しくなった。夜に冷房を入れることが無くなった。「夜にしがみついて」というある映画のドキュメンタリーを大森まで観に行った。家にヤモリが出た、と仲良い人から連絡があった。巣鴨のスナックに友達といった。自分は終電で帰り、友達は始発で帰った。会社の人たちと初めて飲んだ。夜の3時にタクシーで家に帰った。古着屋に行っても何も魅力的に思えなくなった。1年ぶりにあった友達の苗字が変わっていた。その子と食べた下北沢のおでんが美味しかった。店長の纏う空気に緊張感があって、パートで入っているであろう主婦の人の心情を考えた。物欲が無くなった。昨日会った友達が「物欲の波が2か月周期で巡ってくる」と言っていて、それは自分にも当て嵌まるものなのかもしれないと思った。DYGLというバンドをずっと聴いている。

 

【小説のこと】

6月に友達に誘われて書いてる小説が一向に完成しない。書き始めてからもうすぐで3ヶ月なのに、日によって書けたり書けなかったりする。「小説を書く」「表現者」みたいな枠組みに少しでもいられることに酔いながら何もできない時間をただ浪費していることを気付きながらもやめることが出来ない。他の人に見せびらかしたり、引っ張ってもらったりするべきだ。もっと規律を持った生活をするべきじゃないのか。

 

【友達が結婚したり別れたりしている】

周りの友達や先輩が、出会ったり、別れたり、同棲したり、同棲を止めたり、結婚したりしている。さすがに離婚はまだいない。自分も、彼女欲しいなと思う瞬間が稀にあるけど、別に必要ないような気もしている。