11月2日

11月になってしまった~

 

 

 

【最近のこと】

 

11月2日。もう少しで3日になる。10月が終わった。仕事を辞めて無職になったのは8月なので、もう少しで無職になって3か月になる。そろそろ貯金も危ういので、就活を進めなければと思ってはいるが、中々100%力を注ぐことは出来ていない状態だ。

 

昨日の晩地元の友達に誘われて23時半くらいから地元の居酒屋で飲んだ。成人式ぶりに会う人ともう何年振りかも分からない友人と会って、過ぎた時間の長さを知った。あんなに幼かった彼が大人のような顔をしているということは、僕だって同じくらいの時間を過ごしてきたってことじゃないか。

 

そんな、どうでもよくなってしまうくらい当たり前のことだけど、いざ成長した同級生を目の当たりにすると時間ってあっという間に過ぎるんだなということを実感する。早すぎて怖いよ僕は。

 

誰も彼も働いている。僕も働かなければ。

 

【写真】

 

最近、写真をよく見返す。見返すのは決まって楽しかった時の写真だ。この写真を見返してしまう行為も、今という現実を逃避したいがための手段でしかない。

 

写真って写真そのものよりも、その瞬間だけを取っておきたいという気持ちの方が大事だよね。綺麗な景色を見て誰かに伝えたいって思ったり、美味しい料理を食べた時に一緒に食べたいって思う気持ちを忘れたくないから、僕たちは写真を撮る。

 

写真には刹那的な感情を忘れないようにするための役割がある。しかもそれは写真を撮る媒体によって差がある。フィルムカメラとか27枚くらいしか撮れないくせに、1枚1枚どんな気持ちで撮ったかしっかり覚えている。スマホやデジカメに比べて、記憶の解像度が全然違う。

 

昔好きな子をフィルムカメラに撮った時に「この1枚だけは綺麗に撮れてくれ」と祈りながらシャッターを押したことがある。その写真は大切な一枚だし、今でも当時の好きだった気持ちを思い出すことができる。

 

反対に写真を消すって行為はその時の気持ちとか、楽しい思い出を思い出さないようにするためなんだよね。思い出してしまったら、もう二度と実現しない現実とのギャップに苦しくなるんだろうな。写真を消す女友達や元カノの話を聞くたびに何で?と思っていたんだけど、彼女たちが写真を消す理由がようやく分かった。我ながら遅いな?

 

2日で治る39度の熱か、ずっと続く37.2度くらいの微熱。どっちも辛いんだろうけど、早く楽になるのは前者なんだろうな。自分が微熱だと思っていた体温が、かなり高い温度だったことに気が付く瞬間が一番辛いかもしれない。(1,059文字)