「Can」の見つけ方。今のあなたに出来ることは?
こんばばんは、森林です。
今日久しぶりに友達と外でお酒を飲みました。
少し高いお店に行ったので、お会計が普段の1.5倍くらいしました。
「高すぎる!二度と行かん」というのではなく、「これが社会人か~!」とゲラゲラ笑い合う僕らで良かったです。
今日は前日お話した「WiLL」「Can」「Must」の続きです。
これらの言葉は、それぞれこのような意味になります。
WILL やりたいこと。キャリアプラン、達成したい目標や目的、夢。
CAN できること。自分のスキルや強み、武器、スキル。
MUST するべきこと。仕事、勉強、家事、周囲からの期待。
日本ではやりたいことがある人が正しいのような「Will至上主義」的な考え方が一般化されています。
しかし、「やりたいことなんて何もない」という方も多くいると思います。僕もその一人です。
今回は、そんなあなたの為に「Can」に焦点を当ててお話していきます。
題して「自分のCanの見つけ方」です。
「Can」を知ることの重要性
自分のCanを見つける作業に取り掛かる前に、出来ることを把握しておくことの重要性について説明をします。
前提として僕たちは「感情を基に行動を起こす」のではなく、「行動を起こすことで感情が想起される」のです。この順番を理解してください。
あなたが抱いている「夢を叶えたい」や「仕事を辞めたい」というような意志は最初から備わっていたものですか?そうでは無いですよね。これまでの経験や挑戦を通して出来たものです。
なのでもし「やりたいことが分からない」という方がいた場合、自分に出来ることをまずはやってみることをオススメしています。
意志があるから行動を起こすのではなく、行動を起こすから意志が生まれる。
この順番を忘れないでください。
「Can」の探し方【4つの自己資源】
本題です。
ここでは「今の自分に何ができるのか?」「自分の武器は何か?」ということに関して、次の本を参考に説明していきます。
その本とは長倉顕太さんの「ギグワーク」という本です。
ギグという言葉はジャズにおける単発のセッションを表しています。これにワーク(仕事)をくっつけた造語であるギグワーカーは、決められた会社で働き続けるのではなく、単発の仕事をその都度こなす人のことです。
自分のスキルを活かして、デザイナーとして単発のプロジェクトに参加したり、空き時間にウーバーイーツをする働き方です。日本ではあまりメジャーな仕事ではないですが、アメリカではこういうのも一般的らしい。
この本はそんなギグワーカーになるために、『凡人の為の人生戦略』というテーマのもの、「凡人であってもコンテンツを発信することで、個人としての立場を確立できる」と人生を生き抜く術について教えてくれます。
そして本書の第7章『人生を変えるインプット術』にて、紹介されているのが人生における4つの資源です。
この考え方が非常に分かりやすいので、自分の現状と照らし合わせて説明しています。
4つの自己資源はお金・能力・時間・人脈です。
①お金
・預金も含め自己裁量できる金額。
・お金は手段ではなく、あくまでも目的。
・自分のやりたいことのために、手段として使うべき。
②能力
・人に役立つスキル
・IQは遺伝で決定するので、成長に期待しない
・大事なのは、自分の能力を把握すること。
③時間
・自分が自由に使える時間。
・20代の若者が一番持っている資産。
④人脈
・コネクション
・人脈=新しい人と出会うこと。
・新しい人と出会うために、他の3つを使うべき。
この4つの自己資産こそが、今のあなたが出来ることです。
お金があれば「お金を使える」というCanになりますし、人脈があれば「人脈を広げられる」といったCanになります。
まずはこの4つを基に、自分が持っている資源を確認してみましょう。
例えば僕はこんな感じです。
①お金 → コロナの影響でお金を使わない&給付金10万
②能力 → しょぼいライティング力と多少の出版関係の知識
③時間 → 会社8h+通勤3h+睡眠6h+その他7h=24時間!
④人脈 → 友達は多いが、社会人の先輩がいない
どうでしょうか。
お金は多少ありますが、使える時間は7時間しか無く、能力と人脈も乏しいですね。
なので能力・時間・人脈を増やすためにお金を投資していく必要があります。
この4つの自己資源を投資する場所は、それぞれ持っているスキルや、育ってきた環境は違うため、人によって異なります。
なので、今の自分に足りないとされている資源を増やすために、他の資源を費やすという方法をとるようにしましょう。
ちなみに本書の中で長倉さんは、最も大切な資源を断定しています。
次回は、「4つの自己資源の中で一番大切なもの」についてです。(2,031文字)