まぁ、アドレスホッパーになりたいよね
こんばんは、森林です。
今日はプロ野球の開幕試合がありました。
歓声が聞こえないのは少し寂しいけれど、バットとボールの音だけが聞こえるのはメジャーリーグみたいで新鮮な楽しさがありますね。選手は案外こっちの方が集中出来たりするのかも。
さて、今日は「Airbnbを使って始めた一人暮らし」「時間を買った結果」について書いていきます。
【Airbnbとは?】
Airbnbとは、現地の人が貸しに出している家を、宿泊施設として利用できるサービスです。
元々は観光客向けに作られたサービスで、海外に行く際に利用する方も多いみたいです。僕の友達もヨーロッパ旅行に行った際に、このサービスを利用したと言っていました。
Airbnbでは1泊2日などの短期宿泊だけでなく、4週間以上の連泊ができる長期宿泊もあります。
今回僕は、後者の長期宿泊を利用して一人暮らしを始めました。
言わば、1ヶ月間限定の一人暮らしです。
【始めたワケ】
僕は生まれてこの方22年間、ずっと実家に住み続けています。
なので一人で暮らすという経験をしたことがありません。
いつかは実家を出ようと思っていたのですが、あるワケから一人暮らしを決意します。
そのワケは、「時間が欲しかったから」「満員電車に乗りたくなかった」の2つです。
(1)「時間が欲しかったから」
これは僕の1日を表した円グラフです。
ご覧いただければ分かると思いますが、通勤時間が長めです。
片道1時間半、往復3時間をかけて出勤をしています。
時間は、みんなに対して平等に与えられている貴重な資源です。
そんな時間を無駄にはしたくないという思いから、「時間を買おう」という発想に至りました。
正直、電車の出勤時間にも読書や動画で勉強するなど選択肢はありますが、それは不可能でした。
なぜなら僕の乗ってる電車は、多くの人が利用する満員電車だったからです。
(2)「満員電車に乗りたくなかった」
僕は満員電車が嫌いです。これはおそらく殆どの方が当てはまると思います。
ある研究では、「満員電車のストレスは戦場の兵士が抱える精神的負荷とほぼ同じ」との結果が出されています。恐ろしいですよね。
ただ、コロナウイルスの影響もあってか、4月5月は全く混んでいませんでした。出勤中に座れることも、結構な頻度でありました。
しかし、6月に入り緊急事態宣言が解除されると、出勤する方が増加。
それに伴い電車内の密度も増し、かつてのような「すし詰めの満員電車」が戻ってきました。
このままではストレスで殉死してしまう。そう考えた僕は1人暮らしをすることに決めます。
【アドレスホッパー、という生き方】
しかし、いきなり会社の近くに賃貸を借りるのはハードルが高かったです。
理由は「初期費用敷金礼金などのお金が無い」「内見したり、家を決めるという作業がめんどくさい」「今の会社を続ける確証も無い」など、いきなり賃貸を借りるのは懸念点が多かったし、リスクも沢山ありました。
だけど時間は欲しいし、満員電車は避けたいし、一人暮らしを経験してみたい…。
そんな風に悩んでいる時、この記事を見つけました。
アドレスホッパーとは、固定の住居を持たずに多拠点を転々とする生活様式のことです。
これは、コロナ禍で推進されたリモートワークやテレワークの影響もあり、今後増え続けると予想されています。
僕は会社勤務だし、今のところリモートワークの職業に就く予定もないですが、もしそうなった際にはアドレスホッパーになるつもりです。
少し話が逸れた。
まとめると、僕が見つけたのは最初に払うお金だけで、好きな場所に住めるサービスでした。初期費用や敷金礼金、引っ越し費用も掛かりません。
これを継続するのは金銭面から難しいと思いますが、僕のような「一人暮らしを経験してみたいけどお金が無い」という方にはドンピシャなサービスだと思います。
これは「実験」で「挑戦」で「希望」です。
【27泊28日】
僕が宿泊する予定日数です。
今日が6日目なので、あと22日残っています。
かかった費用は約10万円です。
27泊28日でこの値段なので、1日当たり約3,700円使っていることになります。
また、出勤時間は3時間から1時間になったので、自由な時間が2時間増えました。
3,700円を払って増えた時間は2時間。これは短いでしょうか、高いでしょうか。
僕としてはその価値は自分自身で決めるべきことだと思っています。捻出された2時間を使ってゲームをするのか、読書をするのか、ブログを書くのか…人によってその使い道は様々ですが、正解かどうかは自分の行動次第です。
まぁ僕は、今のところめちゃくちゃ楽しいです。
料理洗濯掃除など、生活に関するすべてのことを自分で行わないといけない大変さもありますが、自分の生活を管理してマネジメントできる感覚が新鮮でとても楽しいです。
他者からの干渉を受けず、自分がしたいことを自分がしたい時にできる。安っぽい言い方ではありますが、自分らしく生きている感じがします。
10万円で買った28日が過ぎた時、正解だったなと断言できる一人暮らし生活を送りたいと思っています。これからが楽しみです。(2,182文字)