【やりたいことなんて、なくていい】という話

こんばんは、森林です。

今日は日中30度を超えていて、物凄く暑かったですね。
長袖のシャツを着るのもそろそろ限界な気がします。

 

今日は【やりたいことなんて、なくていい】という話をしていきます。

 

 

その主題に触れる前に、僕が説明するべきだと感じた2つのテーマについて説明をしていきます。

 

 

 

 

 

 

習慣化の重要性

 

先日、努力の習慣化についての記事を更新しました。

 

 

努力を習慣化することで、人は大いに成長することが出来ます。

ここで指してる成長という言葉は、自分自身がどれだけ変化したかを指しています。

 

 

自分の人生を自分で運転して進むために必要な5つのこと

 

 

この記事はダメダメの20代を過ごした著者が、自分の人生をコントロールするまでに至った経緯について事細かに書かれています。

 

そして度々する価値というワード、非常に重要です。

結論から言うと、「価値が高い人は多くのお金を貰える」ということ。

 

考えてみれば当たり前ですよね。学歴と収入は比例していますし、メッシやロナウドなどのスター選手が何十億円も貰っているのは、それだけの価値があるからです。

 

 

では、価値を高めるためにはどうすればいいのか?

それは、変化し続けることです。

 

 

ここでは価値という言葉を価値=自分自身の変化量と定義しています。

 

絶えず変化を続け、どんどん上へ上へ成長をしていく。

この伸び率が人としての価値であり、自分の収入を上げることに繋がります。

 

 

じゃあ変化を続けるためにはどうすればいいのか?

そう、習慣です。

 

自分の価値を高めるための一番の方法、それこそが習慣化なのです。

 

 

moriba-to.hatenablog.com

 

 

まずは、努力を習慣化すること。そして価値を獲得すること。

ここから始めていきましょう。

 

 

 

「やりたいことがない人」はどの程度いるのか?

 

 

ここまで価値の重要性と習慣化の必要性について説明しました。

 

先述したように、努力の習慣化は非常に大事ですが、それを続けていくためには、何らかの目標が必要です。

しかし、(これは僕の肌感覚ですが)明確な目標をもって何かに突き進んでいる人は少ない気がします。

 

 

では現在の日本において、「やりたいことが無い人」はどのくらいいるのでしょうか?

 

 

これは学生と社会人に対して行ったアンケートの結果です。

 

2019年にマイナビが行った【就活生1,164名へのアンケート】によると、「自分がやりたい仕事についてどれくらいイメージできていますか?」という質問に対し、「全くイメージできていない」と答えた学生の割合は27.3%だった。

 

就活ジャーナルが2019年に行った【社会人1,111名へのアンケート】によれば、「働くことが楽しいか?」という質問に対し、「あまり楽しくない」「楽しくない」と答えた人の割合は26.5%だった。

 

少し本筋から外れますが、「働くことが楽しい」と回答した人の理由が面白かったので説明します。

 

就活ジャーナルの記事では、働くことが楽しいと答えた人は「社会の一員となるため」「能力を発揮するため」というようなお金以外のやりがいを感じている人が4割近くいます。

 

しかし、働くことが楽しくないと答えた人においては、9割近くの人が「お金を得るため」と回答しています。

 

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引用:https://journal.rikunabi.com/p/advice/30610.html

 

 

この円グラフの対比は結構衝撃的です。

実際、給料が良いから働くのが楽しいという方も6割以上いるので、一概に「仕事のやりがい=目的がある」とは結論付けられないと思います。

 

しかし、「仕事が楽しい」と感じている人はそうではない人に比べ、お金を得るため以外の明確な目標を持っている傾向にあります。

 

このことから、明確な目的がある人の方が、楽しく仕事に取り組めるという結果になっています。

 

 

そして一番最初の疑問である「やりたいことが無い人はどれくらいいるの?」という質問に対しては、仕事ベースではありますが大体10人に3人程度という回答になります。

 

 

 

 「やりたいこと」は本当に必要なのか?

 

一方で、「やりたいことなんてなくていい」という意見も多くあります。

 

著書「メモの魔力」で知られる前田裕二さんは、「CAN」「WILL」「MUST」という3つの言葉を使って、「やりたいことは無くて良い」と以下の記事で説明しています。

 

 

minohen.com 

 

やりたいの「WILL」ではなく、できるの「CAN」。やらなきゃいけないという「MUST」のなかで、「CAN」を磨く。

 

このMUSTとCANを繰り返すことで、WILLが見えてくる。 

 

 「人生を変える」だの「高い目標を持て」だの言われると、「やりたいことはなんだ?どんな人生を送りたいんだ?」と悩んでしまいます。

これは自分の「CAN」や「MUST」を把握していないのに、いきなり「WILL」を実践しようとするために起こる現象です。

 

なのでまずは自分自身の「CAN」「MUST」「WILL」について考えてみることが大事です。

自分が行きたい場所を目指すためには、まず自分の現在地を理解必要がありますよね?その現在地を知るために必要なのが「自己分析」です。

 

 

この三つの法則と自己分析については、以下のサイトに詳しい説明が書いてあります。

 

www.procommit.co.jp

 

 

そしてやらなければいけない「MUST」の中で、今の自分にできる「CAN」に一生懸命取り組む。
それが自分のWILLを見つける方法なのです。

 

 

「自分の能力やすべきことは理解しているが、自分が何をしたいか分からない」とそういった方もいるでしょう。

 

次回は、そんなあなたのために「なんでもいいから挑戦してみること」の大切さについてお話します。(2,402文字)