「仕事嫌なの、やめちゃおうかなって。」

こんばんは、森林です。

今日、the・peaceというpeaceの上位互換のタバコを買いました。

 

大富豪が持っているような缶のケースに、金紙で包まれた紙タバコ。いつも吸っているのもよりも大きくてアロマの香りも強かったですが、吸いにくいということはありませんでした。むしろ吸いやすい。タールが10ミリもあるとは思えない。

 

図らずともタバコ談議になってしまった。

今日は仕事を辞めたいけど辞められないという話を。

 

 

 

 

 

【その時間は何のため?】

 

僕は今出版関係の仕事をしています。

出版業界のことや書店の実情を知り、本という側面から教育を支援する活動をしたいと思っていました。

 

僕は教育学部出身なので、子どもの教育に対しての関心が強いです。また、自分の体験や藤原正彦さんの著書『本屋を守れ(PHP新書)』通して目標が明確になりました。それは「子ども達に本を読む習慣を付けてもらいたい」ということです。これは僕の目標のひとつです。

 

その為にできることは「出版関係の会社に就職し、本の業界を詳しく知ること」。こんな思いから今の会社で新卒として働いています。

 

しかし、仕事中。常々こう考えます。
「今の僕は何をしているんだろう?この時間は何のためになるんだろう。」と。

 

詳しい業務内容は言えませんが、僕は一日中、ほとんど同じ仕事を繰り返しています。僕の感覚ですが、それは仕事というより作業に近いです。学生の時に何回かやっていた日雇いの深夜バイトにそっくりです。軽作業と銘打って1日中同じことをさせられる、あれ。

 

社会人が奴隷と揶揄されることが度々ありますが、その意味が分かった気がします。でもそれより自由度は高い。どちらかというと囚人ですね。

 

少なくとも会社にいる間の僕は、自分で考えて行動することを制限されています。これは会社にはそのつもりが無くとも、事実そうなっています。ストレスは、溜まる一方です。

 

その発散方法として毎日文章を書いています。キーボードにすがっています。

 

 

 

【「嫌なら辞めればいい」】

 

これは僕も思います。

ですが、今の現場で作業を続けていれば、出版業界のことを良く知れる現場に回される可能性もあります。それはいつになるかは分かりませんが、おそらく確実な未来です。

 

ただ、目の前の人参を手にする為に僕はどれだけ走ればいいのでしょうか。どれだけの時間を無駄にすればいいのでしょうか。

 

仕事中は辛いです。1日の一番大事な資源である時間を8時間も無駄にされて、毎日自尊心と夢や目標が擦り減っています。

 

 

 

今の僕に価値が無い、なんてことは思いません。今できることを一生懸命やれば必ず成長できるし、理想の自分や憧れのあの人に近付けると思っています。

 

でもやっぱり「何者」でも無いなと思ってしまいます。何者という作品の中で朝井リョウは「頭の中だけで完結できるような薄いビジネスだけを妄想して、それでチヤホヤされる時間はお終わったんだ。もうそういうところまで来てるんだよ、私たちは」と言います。僕はこのセリフが刺さって抜けません。

 

何物にもなれていない僕は、組織に守られずに生きていけるのでしょうか?

 

 

 

 

今日、noteの公式サイトが1日のアクティブユーザー数を発表していました。

 

note.jp

 

 

26,000。これは1日に投稿されるnoteの数です。Zepp東京のキャパが2,700人なので、その10倍の数。

 

これだけの量のnoteが投稿されては消費され、また新しい26,000が生まれます。

 

文章とは所詮自己満足のコンテンツです。文章を書くことによって誰かが救われる訳でも無いし、誰かの為になるようなものじゃありません。これは100%自分の為です。その為のnoteです。

 

 

でも、文は読まれることに意味があります。読まれなければ何の意味も無い。
この自己満足が誰かに届いて初めて「書いて良かった」と思えます。

 

 

ゴールデンアワー


僕は文章を書くことで救われています。ギリギリ生きています。

 

多分、僕みたいな新卒の方は沢山いると思います。新卒じゃなくても、何で生きてるんだとか、何でこの仕事続けてるんだとか、思ってしまう時ってあると思います。

 

そんな時、あなたが縋れるものを、仕事以外に打ち込める何かがあれば、幾らか楽になると思います。読みかけの本、やりかけの筋トレ、書きかけのnoteとか、何でもいい。現実逃避で良い。

 

今の自分に出来ることすらわからないという方には、この記事を

 

moriba-to.hatenablog.com

 

 

僕にとってそれはたまたま書くことだったけど、人によって違うと思います。それを見つけて、また一緒に頑張って生きましょう。
早起きも電車も先輩上司もつらいけど、頑張って生きましょう。

 

最後に、凄く励まされた記事からの引用を。(2,042文字)

 

 

「自分の人生は自分のもの」と無責任に言い切れる20代前半って、やっぱり“ゴールデンアワー”だったよなと思う

 

 

r25.jp