とりあえずでも、発信する重要性

こんばんは、森林です。

今日からまた毎日投稿を続けていきたいと思います。

 

今日は「とりあえず発信する重要性」について。

 

 

 

【完璧を求めない】

 

先日、大学で知り合った友人がこんなことを言っていた。

 

「何かクリエイティブなことをする時って、『自分が納得しないとダメ』みたいに完璧を求めちゃうと思うんですよ。でも、とりあえず世に出してみるってのはすごい大事なんじゃないかなって思います。」

 

彼女は学生時代からサークルや学生活動などでアドビを使用し、雑誌やポスターを作るなどのクリエイティブなことをしている。それらは僕から見れば充分「完璧」に近いと思うのだが、彼女なりの「とりあえず」らしい。

 

当たり前だが、「完璧」の基準は人によって異なる。デザインでもライターでもコピーでも、クリエイターは全員、「完璧」を求めている。

 

そして、完璧という言葉は正解として言い換えられるし、彼らはそれぞれの正解を探し求めてクリエイティブなことを発信し続けている。

 

例えば僕が文章を書く際には、完璧の基準を「自分が書きたいこと」にするか「人に読まれるもの」にするかによって書き方を変えている。これはそのまま完成のゴールも違うという意味だ。

 

しかしここで気を付けたいのは、それぞれに正解があってもそれを導き出せるかどうかはまた別問題だということだ。多くの場合、完璧なものなど出せないことの方が多い。

 

 

ただ、大事なのは「完璧を出すこと」では無い。

その作業を「完成させる」ということだ。

 

 

【書き終われる】

 

以下の記事では「書き終えること」の重要性について説いている。

 

 

note.com

 

 完璧な原稿なんて、絶対に書けない。どこかで手離さなきゃいけない。(中略)つまり、ダサくてもひどくてもとにかく書き続けて現状におけるベストで書き終えて納品して晒されてdisられても言い訳せず反省し反省はするが折れず凹んでも戻ってくる。そして懲りずに次の原稿を納品する。いつかはもっと上手に書けるはずと信じて書く。書くを続ける。

 

「完璧」を出すことに挫折して諦めてしまうのではなく、とりあえずでも良いから完成させることが重要だということだ。そして完成させることを目標にしていると、自ずと「書く」という行動は継続される。

 

なので、僕のようにライターを目指したり、クリエイティブなことを生業にしたいと思っている人は、100点を出す練習をするのではなく、30点でもいいから毎日出す練習をし続ける必要があるということだ。そうすれば、その30点が40点、50点と変わっていく。はずだ。というかそういう風に信じていないと頑張れないじゃないか。

 

 

また、佐藤さんはこの後に仕事としてライターを続けられるのは「諦めがつかないから」ではないか、とも言っていた。

 

僕もいつか文章を書くことを仕事にしたい。というか、「社会人」に夢を見ていた学生の自分を裏切りたくないし、「なんとなくキラキラしている大人の人」みたいな自分になることを諦めたくない。だから、そこまで頑張っていたいと思う。諦めるなんて憧れの言葉だ。

 

これからも諦めることなく、文章を書き続けたい。

 

 

【こじつけ力】

 

ちょっとアツいことを書いてしまったので、最近思ったことでも書く。それは、自分にはこじつけ力があるかもということ。

 

この記事で言うと「完璧じゃなくても良い」っていうテーマを共通項を探して「大学の知り合い」と「ライターになりたい人のためのnote」を自分の中にある引き出しから導き出すということだ。

 

 

ラッパーのR指定という人がいる。彼はフリースタイルのラップバトルの大会で3回日本一になった。
フリースタイルのラップバトルというのは、即興の口喧嘩だ。相手が言った内容に対して、ビートの上に上手に乗りながら如何にカッコイイラップができるかで勝負が決まる。

 

ただR指定曰く、フリースタイルという名前ではあるが、完全な即興というよりも自分の中にある引き出しを如何に早く選び出せるか、という作業らしい。

 

 

自分の中の引き出しから共通項を導き出して、上手いことを言う。

僕はこれはがこじつけ力と似ている気がする。

 

 

最近、キングコングの西野が「挑戦するためには『喩える力』を身に付けろ」と言っていたのだが、それとも近い気がする。

 

youtu.be

 

 

【まとめ】

・表現する時には「完璧を求める」をとを止め、とりあえず「完成させること」が大事。

・文章を書くには「こじつけ力」が必要

・「こじつけ力」は「喩え力」

 

今日から毎日、どれだけクオリティが低くても「完成させること」に重きを置いてブログの更新を続けたい。次の日に読み返してみて、余りにも完成度が低い場合を除いては、なるべく書いたときの状態のまま残していこうと思う。

 

 

あと、僕は日常生活でも、何か上手いこと言ってやろうみたいな意識で過ごすことが多い。上手いことは共通項を探す作業なので、常に「こじつけ力」を鍛えている。

 

まあ、そもそもこじつけることが好きなのかもしれない。(2,047文字)