1月3日

三が日というやつが終わったらしい

 

 

 

【正月のこと】

年末年始は友達や先輩に会ったり、久しぶりにウーバーイーツの配達員をしたり、家でゴロゴロしたりしていた。ここ3年くらいは車に乗っている最中やカウントダウンジャパンに行っていたりしたので、テレビのカウントダウンをどこか遠い世界の話みたいな感覚で見ながら過ごす年越しは久しぶりだった。年越しについて考える度に「年越しって何がめでたいのか分からない。ただの1日じゃん」と言い切っていた友人の顔が浮かぶ。

 

年末年始で色んな人が色んな種類のSNSを大量に更新していたけど、内容よりもその人自体の人となりが気になってしまって、大分斜めな視点でSNSを見てしまう。自分よりも年下の人が楽しそうにしていたりするのは単純に羨ましさで心が荒むし、自分よりも年上の人がしょうもない投稿をしているとそれはそれで心が荒む。同級生も心が荒む。

 

今ある関係性をすべてリセットして、寄り添ってくれた自分を容認してくれる人とだけ、自分が好きになれそうな人とだけ関係を続けていけたら幸せだろうな。学校を卒業するたびにLINEとかSNSをリセットする人の気持ちが今ならわかる。

 

友達が好きな子とドライブデートに行っていて、それは凄く楽しそうなんだけど、いざその子と付き合うのかどうかと言われれば付き合わなそうな気がする。結婚でもしない限りは付き合うのと同時に別れも同時に始まるわけで、というか付き合うのにはそれぞれに責任とか彼氏としての諸々が発生するだろうし、でもそれら全部ひっくるめたとしても、一瞬の熱量や煌めきの欲望には勝てないんだろうか。

 

昔付き合っていた子に「セックスをするだけの関係と、付き合って彼女になることの違いは何?」と聞かれたことがあった。今思えばそういう風に付き合っているように見えていたんだろうか。

 

今現段階で好きだと思っている子は「付き合うのはその後のその人の人生に大いに影響する契り」と言っているので、僕はその言葉をいたく気に入っているのだけれど、でもその子と付き合いたいというよりも、何か、ただ一緒に居たいだけだな。

 

今日は友達の家まで歩いて行った。片道40分歩いて、久しぶりに聴いたFUN.が凄く良かった。今年は広く浅く音楽を聴くようにしたい。

 

箱根駅伝駒澤大学が10区で1位を追い抜き、そのまま優勝したらしいが、それに関して「感動した」って言ってる女がムカつきすぎてどうにかなりそうだった。理由は自分でもよく分かってない。

 

友達の家でクソゲーをしていた時に、CPUにボコボコにされたのが面白すぎて腹千切れるかと思った。笑いを鎮めるために彼女に振られた時のことを思い出したら一瞬で冷めて、それ自体も凄く面白かったな。明日は劇評を書きます。(1,142文字)