5月19日

今日は吉祥寺に行きました。昨日友達と賭けに負けてSNSを一切見ない縛りを設けながら一日を過ごしていたら、一緒に出掛けた人が星野源新垣結衣の結婚を教えてくれた。おめでとう。

 

 

 

【今日のこと】

 

今日は仕事が休みの日だったので、吉祥寺に行きました。朝いつもよりも2時間くらい遅く起きて、洗濯物をほしたのだけれど、思ったよりも量が多くて、朝ご飯もコーヒーも口に入れることなく家を出る羽目になった。シャワーは浴びれたから良かったけど。

 

12時集合だったのに、洗濯物を干していたせいで10分遅れることになった。電車の中ではずっと朝井リョウのエッセイを読んでいて、2分に1回位はフンッと鼻で笑ってしまっていた。

 

中々吉祥寺に着かないな、と社内の電光掲示板を確認してみると「次は国分寺」と書いてあり、あれ?国分寺って吉祥寺よりも先では?とスマホで調べてみると六駅分くらい先だった。どうやら乗る電車を間違えたらしい。待ち合わせをしている人に「でんしゃをまちがえました、すみません」となぜか全文ひらがなの謝罪文を送信した後、国分寺に降り立った。JR特有の天井と改札口がひろい構内を見て、旅先でJRに乗った時のことを思い出した。電車で旅行に行きたい。

 

結局僕が吉祥寺に到着したのは当初の集合時刻からは30分も後になってしまった。平謝りをし、雨の吉祥寺へと踏み出す。

 

彼女がInstagramで調べてくれたハンバーガー屋さんでハンバーガーを食べ、映画館へと向かった。吉祥寺には駅の近くの映画館が2つあるのだが、なぜか観に行かない方の映画館に間違えて行ってしまった。雨の中、早歩きでもうひとつの映画館へと向かった。場内に入ると既に映画は始まっていて、上映後何分かを見逃してしまった。スクリーンには古着屋で男女が揉めていた。

 

今日観た映画は「街の上で」だ。

 

machinouede.com

 

下北沢が主な舞台になっている映画だった。一般的に文化と呼ばれるもの、演劇、映画、小説、漫画、にはそれぞれのカルチャーを愛好している人が集まり、それらの創作物はそれまでの歴史を受けてどんどん積み重なっていく。主演の荒川青(若葉竜也)が「そんな風な文化の積み重ねってすごいですよね」と語る。それに対して行きつけのイタリアンのマスターが「俺は街の方が凄いと思うけどな」と返す。文化によって変容し続ける街の話。みたいな触れ込みだった。なお上記の場面ではハンバーガーを食べ満腹になってしまったことによる眠気が僕を襲っていたので、確かな記憶ではない。

 

「街の上で」というタイトルだったけど、下北沢が舞台として特別な要素を持っていたかと言われればそうではなかった。下北沢じゃなくてもよくね?と思いながら見ていた。

 

でも退屈だったという訳ではない。所々フンッと笑ってしまうような場面はあったし、「ラブアゲイン」の最後みたいな掛け合いはコントみたいで面白かった。一緒に観に行った人は「ジャンポケのコントかと思った」と笑っていた。

 

前情報を全く知らずに見始めたので、途中で成田凌が出てきた時は驚いたし、スタイル良っとなった。また成田凌の物真似のレパートリーが増えてしまう。

 

最近読んだ本は「愛がなんだ」だし、最近読んだ漫画は「窮鼠はチーズの夢を見る」で、この両方に成田凌は出ている。この前見た「まともじゃないのは君も一緒」も出ていたな。「くれなずむ」も観た方が良い?

 

映画について書こうと思うと時間が永遠に溶けてしまうので辞めておく。YouTubeで考察動画などを見始めてしまったら、アウトプット欲求に駆られると思うので、その時はまた映画について更新をしよう。

 

映画を観た後は古着屋に行って半袖のYシャツと、カーキのチノパンと、秋用の深緑のブルゾンを買った。あんまりお金を使うつもりでは無かったのだが、財布からは1万円が消えている。なぜ。

 

古着を買って、散歩をして、居酒屋でご飯を食べ、井の頭公園で少し話した。ベンチが濡れていたので、なにか下に敷かねばと思い、古着屋で貰ったビニール袋をびりびりに破きはじめたら笑ってくれて嬉しかった。

 

色々話したけれどあんまり覚えていない。人の話を覚えるのが苦手だと気が付いたのは最近のことだ。

 

帰りは川沿いを歩いて帰った。時速36kmが耳に染みた。